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ご覧頂きありがとうございます。
こちらは 家庭用レーザー脱毛器 TRIA （旧商品 i-epi アイエピ）の初期型を変圧器を用いてAC電源駆動するように改造したものになります。
以前、i-epiでこちらと同じ仕様の改造品をヤフオク出品させて頂きましたところ、すぐにご落札頂きまして、落札できなかった方からも多数のお問い合わせを頂戴しました。また、i-epiよりも本体の新しいものが欲しいというご要望にお応えし、
新たにTRIA・変圧器を購入、改造品を作成しましたので改めて出品させて頂きます。なお、先のご落札者様と公平を期すため、同じ金額での出品となります。

本商品はかなり特殊な代物になりますので各項目を詳細にご説明させて頂きますが、そこまで関心のない方に一言でご説明させて頂きますと、「ご家庭のコンセントにつなぐだけで、充電の必要なく最高出力で何百回でも気の済むまで連続照射できる魔改造レーザー脱毛器」です。

【本商品の概要】
初期型TRIAは家庭用レーザー脱毛器の中で最高出力を誇る製品ですが（※詳細後述）あまりにも高出力すぎるために本体内の充電式バッテリーがあっという間に切れてしまうという欠点を持っています。
片腕程度の使用ならよいのですが、脚など広い部位を処置しますと確実に途中で充電がなくなり、切れるたびに専用ACアダプターでの充電が必要となります。しかし、充電には2時間程度を要し「充電しながらの使用は」という仕様になっており、全身脱毛を目的とされる方にはどれほど性能が良くても非常に煩わしく途中でやめてしまう方が多くおられました。
また、こちらのバッテリーは「消耗品」であり、ある程度の回数再充電を施したり、数年間使わずに放置すると電池性能が劣化して、バッテリーが充電できなくなるため、照射可能回数が10発程度まで落ちこんだり、酷い場合には電源が入らなくなり、バッテリー交換が必要になるという致命的な欠点がありました。（ヤフオクやメルカリなどで過去の出品物をご覧いただきますと i-epi・トリア のジャンク品の多くはこのバッテリー劣化のため動かなくなった処分品が多いということをご確認頂けます）
バッテリー交換にあたっては、メーカーの公式対応ですと「42,000円」必要だったそうです（現在、こちらの旧モデル自体バッテリー交換が公式に対応されているかは不明です）。
TRIA前モデルのアイエピは発売当時「126,000円」という定価でリリースされたのですが、実は機械性能的にこの金額での販売では採算が取れず「高額に設定したメーカー対応でのみバッテリーを交換する」ことで売り上げを出すという仕組みになっていたというもっぱらの噂です。（実際プリンターなどの機械も純正インクと互換インクで性能はある程度肉薄しつつも価格にすると3～5倍程度の差があり、純正インクの利ざやで利益を出しているという説が御座いますので有りうる話だと考えられます。それほどまでにバッテリーの劣化スピードが早いそうです）
そうした中で、今から10年程前に、匿名掲示板やmixiなどの会員制サイトで一躍有名となったのが、今回出品させて頂いたような「AC変圧器を用いたバッテリーレス改造」です。（私も後から調べたため当時の事情は詳しく存じ上げませんが、ひげおやじ さん という方が中心になって安定化電源で駆動させる方法を編み出されたそうです）

難しいことは省いて簡単に説明しますと、変圧器・安定化電源を用いて本体内基盤のバッテリー接続先に対して同じ電圧をかけることで、「バッテリーから電力が供給されている」とアイエピ内臓のコンピューターが誤認し、ユーザーはバッテリー残量を気にせず、家庭用コンセントから電力を供給させて駆動させ続けることが出来ます。
電圧設定はバッテリーと同じのため、照射出力などもバッテリー駆動時と同等で、機器の寿命を縮める心配がありません（機械製品ですのでバッテリー以外の内部パーツ・コンデンサー等の寿命はいつかは来ることを予めご了承ください）。
こちらの変圧器ですが、TRIAの照射にはかなりの電流量が必要となるようで、一般の電化製品店はもとより秋葉原・日本橋などの電気街にある電子部品店でも取り扱いはなく、当方も海外の工業用品専門メーカーから直接買い付け致しました。こちらの変圧器のみでも 2万円近くする代物 で一般人の入手は困難です。
また、本来は内臓バッテリーがかなり重いため連続照射する場合腕が疲れるというデメリットもあったのですが、バッテリーを取り外すことにより非常に軽量で連続照射しても疲れにくいです。
AC駆動での使用方法・簡単なトラブルシューティングを記載した当方作成の簡易マニュアルを同梱させて頂きますが、使い方としては非常に簡単で、変圧器から出ている電源コードをご家庭のコンセントに繋ぎ、照射機（TRIA）本体の出力スイッチをオンにし出力を選び、あとは普通に照射するだけです（照射方法等はTRIA純正と基本は同じですので脱毛の仕方などは付属の公式取扱説明書をご覧ください）。


【※レーザー出力について】
詳しい知識をお持ちの方はご存知なのですが、実はアイエピ・トリアには発売時期に応じて複数のバージョンが御座います。

・アイエピ前期型 アメリカ製出力調整3段階アダプター9V ニッケル水素バッテリー肌認識センサーが突起状の3点タイプ

・アイエピ後期型 アメリカ製出力調整5段階アダプター9V ニッケル水素バッテリー

・トリア初期型 アメリカ製出力調整5段階アダプター9V ニッケル水素バッテリーアイエピと形状は同じで、名称だけ変更になったもの。性能はアイエピ後期型と同等です。★今回出品はコチラ

・トリア後期型 中国製出力調整5段階アダプター5V リチウムイオンバッテリー形状は同じですが、このモデル以後中国製造に変更となり、バッテリーもリチウムイオンに変更。
実質のコストダウンで照射力も低下。その後のトリアプラス以後で若干性能改善が行われたそうで、全体として見ても一番選んではいけないモデルです

・トリアプラス 中国製出力調整5段階アダプター5V リチウムイオンバッテリー 液晶表示白と緑色のタイプでこれまでから形状が変わったもの。現行シリーズのモデルチェンジ前

・トリア4x 中国製出力調整5段階（2-4はトリアプラスより出力アップさせたモデル）照射回数カウンタつき現行のトリアシリーズ


大きく分けると、「9V・ニッケル水素バッテリー」のものと、「5V・リチウムイオンバッテリー」の二つのタイプがあります。
以前、ブログでレーザーの出力数を測定し公開されていた方がおられたのですが、（hは外させて頂きますがこちらのブログです。 ttp://blog.livedoor.jp/triaplus/ 各トリアの出力性能などを公開されていますので関心おありの方はご一読ください。大変ためになります）

仕様としてみますと、「9V・ニッケル水素バッテリー」が最も出力が強く脱毛の結果が確実に出るそうで、現行の「トリアX4」（緑色で形状がかわったもの）よりも「アイエピ」の方が出力が強く脱毛性能が高いそうです。
簡単に言いますと「駆動電圧が強い分強力」であり、「リチウムイオンバッテリーよりニッケル水素バッテリーの方が放電特製に優れレーザーの出力が強くなる」という仕組みだそうです。
時系列でみますと後に出た製品ほど性能が低下・製造先がアメリカから中国になるなどコストダウンが図られています。製品としての開発コストと販売価格で割があわなくなり、コストダウンを続けるうちに性能が低下していったと考えられます。

先ブログ様でも「勝手な主観ではあるが、初代トリアは行けそう。それ以降はＮＧ。今の内のニッケル水素バッテリーを搭載した2009年アメリカ製のトリアを入手すべし。」という記載があったためそちらを信じ、当方は初代トリアをピンポイントで探してAC駆動化改造を施しました。発売から10年を経過している中で完動品を探すのは中々難しく、当方も苦労して入手した次第です。
これらのデータからしましても、現行のトリア4xよりも当方出品のこちらを選ばれる方が脱毛の性能としても使い勝手としても各段におすすめできることと思います。
余談ですが、我が家ではケノンも所有しておりまして、ケノンはフラッシュ方式で面に一気に照射できるのはメリットなのですが、どうしても効果が出ない毛があったためアイエピに乗り換えた次第です。しかしトリアに変えたところ、今度はケノンのように面積が打てないことと、バッテリーがすぐに切れてしまうという問題に直面して、AC改造に踏み切ったとという形です。なお、トリアではケノンで効かなかった毛にもはっきりと効果が表れましたことをお伝えしておきます。
使用した感じとしても、バッテリーなしAC駆動であれば連続照射時はケノンにも負けないくらい素早く全身に連続照射できますので、非常におすすめです。


【付属品一覧】
・改造したTRIA本体（分解に伴うスレ・傷はありますが、概ね美品です）
・AC電源変圧器と電源コード
・TIRAオリジナルのバッテリー（幾分消耗していますのでオマケとお考えください。不要であればリサイクルにお出しください）
・再起動時に使用するTIRAオリジナルのACアダプター
・外箱 / 取扱説明書
・変圧器箱
・簡易使用マニュアル

【注意事項】ここまで全てをお読み頂いた方であれば問題ないとは存じますが、改めて諸注意を記載させて頂きます。
・本商品は、前オーナー様（女性）、改造にあたって私と、二度人の手に渡った脱毛器です。肌の接触などを気にされる神経質な方はご遠慮ください。当方ではこの商品についてはテスト使用として腕以外の部位への照射は行っていませんが、それでも気にされる方もおられることと存じます。

・感電の恐れが御座いますので濡れた手では決して使用しないでください。

・非公式なAC駆動改造品となりますので、メーカー保証などは御座いませんし、メーカーに問い合わせなどは行わないでください。
当方電気の専門知識は御座いますものの、あくまで素人の趣味の改造品となります。改造品の時点で公式にはジャンク扱いとなります。

・本商品を使用して発生したいかなる不都合も対応致しかねますし、今後故障が起きないとも言い切れませんので原則NCNR、「自己・怪我などが発生しても自己責任」をご理解の上ご使用ください。

・改造実施は2023年5月。その時点で数度の照射テストを実施し動作に問題がないことを確認しておりますが、今後も一切問題なく動作することは保証出来かねます。

・改造にあたり各所の分解等を行っていますので、本体には分解時に付いてしまう避けようのない傷が御座います。

・TRIA そのものの仕様として照射判定が鈍い部分が御座います(きちんと肌に当たっているかをセンサーが認識しています）

・前述の通り、各種ある i-epi TRIA の中でも一番脱毛性能の高いモデルでは御座いますが、製造発売から既に10年を経過しているためバッテリー以外の駆動箇所でも数年以内に寿命が来る可能性は御座います。到着後に動作を確認して頂き、1週間以内に問題が起こった場合はお知らせ頂いた内容に応じて対処方法などのアドバイスや、場合によっては返送いただいて調整するなどの対応は致しますが、その後何らかの故障や不具合が御座いましても当方としては対応致しません。

・出品にあたり各部を消毒 / 清掃してお送りさせて頂きます。


【最後に】
以上をよくお読み頂いてからご入札頂きますことをよろしくお願い致します。
ご家庭での徹底した全身脱毛を目指される方には改めてこちらを強くお勧めします。
公式以外で購入した場合、消耗品のカートリッジを売ってくれないケノンをオークションで買うくらいであれば確実にこちらの方がおすすめです。
家庭用最高出力になりますのでサロン脱毛にも負けないくらいの効果を発揮してくれます（医療用には劣ります）。
バッテリー交換を実施するだけで42000円、変圧器のみで2万円弱、現行完動品トリアの落札相場が3万円前後、
と考えますと各電気部材に改造の専門知識、改造実施のコスト等を考えても、今回の出品価格は妥当だと考えております。
是非こちらでスムーズな全身脱毛のお役に立てて頂けますと幸いです。入札をお待ちしております。