ギブソン ES175 2006年 メンフィス工場製です。
色はアンティーク・ナチュラル、ジャズマンに人気の1ピックアップ仕様です。

ピックアップは57クラシックで、甘く抜けの良い音色がします。ジャズだけでなく、ブルースやファンクに使っても面白いと思います。
ネック等については、以下が数年前に購入した際の説明になります。ここから変わっていません。
「ネックは概ねストレートで、気になる音詰まりやビビリ等も無く良好な演奏性です。フレット残量は約85%以上、トラスロッドは正常に機能し締め込み方向へ余裕を残した
ネックの厚みは1フレットで約21mmで、スリムテーパー(20.5mm)より少し厚みがあります。59モデル(約23mm)では少し太いと感じる方にはぴったりだと思います。個人的には絶妙に握りやすいネックです。
90年代や2000年代にはこのような握りがよくあったと思いますが、最近のギブソンには特別なモデルでない限りこのようなちょうどいい中間の握りがあまりない気がします。
(上記の59モデルの厚みの記載ですが、レスポールと335の59モデルしか弾いたことがありませんので175の59モデルが違っていたらすみません)

他に気付いた点は以下になります。
向かって左肩の部分が少し盛り上がっているためにピックアップが少し傾斜していますが、これはこのあたりの年代の金型がそうなっているようで仕様となります。
ラベルのモデル名の記載がES137SPと読めますが、正しくはES175SP(シングル・ピックアップ)と思われます。

テイルピースがベイル・テイルピースとなっており、1ピックアップ・ナチュラルフィニッシュと合わせてなかなか出ないレアな仕様となっています。
よろしくお願いいたします。



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